PS4 Proにして数日が経ちました。
Proにしてからは確かにゲームの起動も速くなったし(CUH-1200比)、PSストアなどの動作もキビキビしてる感じがします。
ファン音についても初期型はとんでもなくうるさかったですが、ProはCUH-1200(前モデル)と同じくらいの静かさです。
ホワイトカラー好きなので、ブラックのみというのは寂しいところですが、売れるかどうかもわからないマニアックなモデルなので、ある程度売れるまでカラバリは出なさそうですね。
個人的にPS4 Proには「大満足」と言えるのですが、最近PS4 Proがらみで色々と調べていたこともあって、何度も目にする「4K」「HDR」という文字。
「VR」という文字も目にするのですが、それは見ないことにして。笑
PS4proのメリットを最大限に活かすなら、開発者が意図した映像表現を余すところなく楽しむのなら、やはり最高の環境をそろえてみたい。
とは言え、4Kディスプレイは本体よりもはるかに高く、最上級のものはそれこそ青天井プライス。
前々から4Kテレビには興味があったのですが、自分が買うとなるとコスパのよいベストなものを選びたい。
最高の環境をめざすと、お金がいくらあっても足りないので、あくまで「じぶん史上最高のPS4環境」を目指して。(※この情報は2017年3月の情報です)
4K HDRのテレビ選び
4Kテレビは一昔前よりは安くなっているのですが、HDRにも対応したモデルは2016年以降のモデルになるようです。
PS4用途以外にも、普通のテレビとしての使い方も重視しているので、価格.comやWEBのレビューを観ながら、マイベストを5つ選んでみました。
ひとつ注意点として、自分ちのテレビラックが無印良品のスタッキングシェルフを使用しているので、置けるテレビが最大でも50インチに限られてしまうのです。
55インチ以上のモデルにも魅力的なモデルがたくさんあったのですが、そこは涙をのんで対象から外させてもらいました。(というか値段がムリです。笑)
ゲーム用途に利用するので、【4K】【HDR】はもちろんですが、【倍速液晶】にも対応してないと、性能を十分に発揮できないそうです。
なので、そこは抑えておいて、サイズは自宅の最大サイズである50インチを基準に、予算を15万円以内で選んでいます。(2/4現在)
5位 AQUOS LC-50US40 [50インチ]
参考価格 ¥125,000円
ひと昔前は液晶で一世を風靡していたシャープ。色々あったからなのか、液晶推しはちょっと控えめな感じですが、画質面では根強いファンがいるようです。
実際見た感じでは、全体的なバランスが良く、そつがない感じ。個人的には画質よりもデザインが「惜しい」感じなのですが、他にはないスイーベル(首振り)機能は、大画面になるほど、「見る」ことに集中するので、自由な角度から大迫力の映像が見られるというのは魅力的です。
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【良い点】
- シャープならではの安心高画質(色が薄いという話も)
- 黒の表現が良い
- スイーベル(首振り)機能がある
- 3チューナー搭載で、同時に2番組録画が可能
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【微妙な点】
- 全体的な動作が遅め
- リモコンの反応が良くない
4位 BRAVIA KJ-49X8500C [49インチ]
参考価格 ¥126,000
これはBRAVIAのひとつ前の2015年モデルです。スタンドがすっきりしていてデザインは好きです。Android TVを採用した意欲的なモデルですが、ちょっと動作がモッサリしているので、REGZAなんかのキビキビした動作と比べると見劣りするかもしれません。Android TVのメリットとデメリットがはっきりとしているので、人を選ぶモデルですが、僕はスマホもXperiaなので個人的には推したいモデルです。
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【良い点】
- Android TVが色々と便利
- 全てにおいてデザインが良くスタイリッシュ
- メリハリのある画質(色が濃い)
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【微妙な点】
- 動作がモッサリ(Androidのせい)
- 録画機能が圧倒的にショボイ(Androidのせい)
- 2チューナーなので、録画が1番組しか録れない
- 倍速再生が無いなど、再生機能がショボイ(Androidのせい)
- 不安定なので、たまに再起動させる必要ある(Androidのせい)
- お年寄りには勧められない(Androidなのでテレビっぽくない)
3位 VIERA TH-49DX750 [49インチ]
参考価格 ¥124,300
安定のパナソニックです。展示にこだわっていたのもあると思うのですが、画質も浮き上がって見えるほど綺麗でした。ベゼルの存在感も無く、変な主張もないデザインで良い感じです。リモコンの使い勝手も良いので、親やお年寄りにも安心して進められるモデルです。ザ、スタンダードって感じのモデルです。
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【良い点】
- ほどほどにベゼルが狭く、スッキリしたデザイン
- 動作が早い
- リモコンがわかりやすい(音声入力もできる)
- 3チューナー搭載で、同時に2番組録画が可能
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【微妙な点】
- 特にないかも??
2位 BRAVIA KJ-49X8300D [49インチ]
参考価格 ¥130,000
上記の8500Cよりも新しい2016年モデルです。今回もAndroid TV搭載ですが、2世代目のモデルとなります。触ってみた感想としては、8500Cよりも動作がキビキビしている印象です。シルバーがあるのが新鮮で良い感じです。デザインは安定のBRAVIAデザイン。8500Cと比べて
、脚がどっしりとした感じになりました。
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【良い点】
- 8500Cと比べると動作がキビキビしている
- リモコンの音声検索ボタンなど、android向けに練られた機能性
- 音声検索の精度が、まさにandroid
- 今回ナンバー2くらいの鮮やかな画質で、地デジも綺麗
- 異様なほど薄い(壁掛けでどう見えるのかはわかりませんが…)
- リモコンがコンパクトですっきりしていて可愛い(ただしボタンの数や機能は微妙…)
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【微妙な点】
- 8500Cほどではないが所々動作の反応が良くない(Androidのせい)
- 録画機能が圧倒的にショボイ(Androidのせい)
- 2チューナーなので、録画が1番組しか録れない
1位 REGZA 49Z700X [49インチ]
参考価格 ¥139,000
現状の4Kテレビ最強と言われている東芝Z20Xの廉価モデルという扱いですが、コスパも含めると全てにおいてトップレベルの機種だと思います。もともとレグザを使っていたので、録画機能の優秀さは体験していますし、テレビにおいては東芝は最強だと僕も思います。画質は隣に並んでいたBRAVIA X8300Dの方が綺麗(鮮やか)な印象でしたが、安定性と機能性を考えると、長く使えるモデルはこちらだと思います。東芝の安いモデルを買うくらいなら、無理してでもこちらを買った方が幸せになれると思います。(さらに上のZ20Xがありますが…笑)
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【良い点】
- 6チャンネル録画など、録画機能が最強。
- タイムシフトマシンがすごい
- 値段の割に機能に妥協がない
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【微妙な点】
- 特にないけど、東芝が心配…
番外編 REGZA 50Z20X [50インチ](予算オーバー)
参考価格 ¥231,800
圧倒的に予算オーバーですが、現状の4Kテレビ最強と言われるだけあって素晴らしい画質でした。これに匹敵するのはSONYの上位(Z9DとかZ9300D)モデルですが、値段がさらに倍とかですし、庶民な僕には視界入れることさえ許されない感じです。笑
50インチで20万越えという飛び抜けた価格ですが、画質も飛び抜けてます。それでも庶民にも手が届きそうな価格と、画面サイズで攻めてくるあたりが東芝らしくて好感もてます。(それでも買えませんが…)
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【良い点】
- 最強で文句なし
- 画質調整も細すぎる
- 6チャンネル録画など、録画機能が最強。(Z700X同様)
- タイムシフトマシンがすごい(Z700X同様)
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【微妙な点】
- 特にないけど、東芝が心配…
まとめ
PS4 PROを自分史上最高の環境で遊ぶために、【4K】【HDR】【倍速液晶搭載】かつ、50インチ以内で予算15万以内という、まさに僕にしかメリットの無いとっても限定的なセレクトの中での比較でしたが、色々と見えてくるものもありました。それは、4KHDRはめっちゃ画質が良いということと、手が届く価格になったというところでしょうか。安さを求めるとキリがないですが、一昔前に全然流行らなかった3D機能とかが入ったテレビの時代と比べると、明らかに画質面での差がわかるので、予算10万くらいのところから、ちょっとステップアップするのであれば、この15万円以内というのはコストのバランスと画質の満足度という面で、バランスの良い価格帯なのではないでしょうか?
今回、比較した中では、正直画質については甲乙つけがたかったです。ただしフルHDのモデルと比べると「すげー違う」というのが感じられるくらいの差がどの機種にもあったので、最終的にはデザインや好みになってくると思います。
iPhoneが3GSから4(Retinaディスプレイ)になったときくらいの感動(わかります?)が4K HDRにはありますよ。
画質重視なら、SONY(BRAVIA)か、パナソニック(VIERA)
画質の好みでいうと、僕にはSONY(X8300D)かパナソニック(TH-49DX750)でした。3位が東芝(Z700X)です。
ここにZ20Xが入ると間違いなくトップに来るんですが、予算15万以内という中ですので、そこは厳しく。笑
バランス重視なら、パナソニック(VIERA)
誰が使っても使いやすく、例えば親とかにすすめるとすると、androidのSONYは使いにくいと思うので、画質と機能のバランスがよく、サポートも安心なパナソニック(TH-49DX750)ですかね。
東芝は長く使うことを考えると、5年保証で買ったとして、5年後にテレビやってるのか…という問題があります。笑
昔、サンヨーの製品で同じようなことがあったので…。
で、かなりいろいろと悩んだ結果…
僕は、BRAVIA KJ-49X8300Dを選びました!
東芝推し、パナソニック推しなど、色々と書いておいてなんなんですが、Andoid TVを試してみたかったというのが全てです。笑
あと、比べるとやっぱりSONYのプロダクトデザインが好きなのと、シルバーの色に惹かれたのもありますね。
ちなみに今のテレビは東芝のREGZA J8 42インチです。J8もかなり良い機種なので、買い替える必要があるのかと、かなり悩みはしましたが、4KとHDRの組み合わせによる画質は、2K時代のテレビと比べると異次元な画質に感じたので、ここは思いきりました。
1週間ほど使ってみて、かなり満足しているので、後日詳しくレビューできればと思います。(↓レビュー書きました!)
僕のようにPS4 Proをきっかけにして4Kテレビに興味を持ちはじめる人は多いんではないでしょうか?4Kについては、僕も正直「ハイビジョンで十分じゃん」とずっと思っていたのですが、今の環境に慣れてしまうともう戻れません。
あと、HDRは地味にスゴイです。YouTubeで4KHDR映像がたくさん見られるのですが、世界の都市を撮影したシリーズなんかは感動ものです。
4Kに関しては、現状の地上波で放送されているわけではなかったり、映像以外で2Kテレビとの差別要素が少なかったりと、「背中を押してくれる」要素がどうしても少ないので、購入に踏み切るきっかけを見つけ出しにくいですが、PS4はもちろん、YouTubeやNetflix、Amazonビデオなど、4Kを活かせるネットベースのコンテンツがこれからどんどん活性化していくと思うので、テレビ放送よりもそういったコンテンツを楽しむ時間の方が多いという方は、「体験を買う」という気持ちで購入すると、確実に幸せになれると思いました。
以上、「【4K・HDR】自分史上最高のPS4環境を作ろう」でした!