新しいMacBook Airが出ましたね。
約8年ぶりのアップデートとのことで、めちゃめちゃ話題になっていますが、個人的にはMacのラップトップって「どれを選んで良いのかわからない」状態になったなぁという感じです。
MacBookとMacBook Air、MacBook Proと12〜13インチ系のラップトップのラインナップが充実していますが、詳しく比較してみると「カニばってない?」ってのが印象です。
スペックやサイズ感があまりにも似すぎてて、どれを選んでいいのかわからないんですよね。。
見た目や薄さや軽さでいうと12インチ「MacBook」が一番ですが、何も知らないで買ってしまうとスペック面で大失敗します。
個人的にはスペックを考えると「MacBook Pro」一択ですが、最安値のMacBook Pro(Touch Barなし)は旧世代のCPUなのが気になりますね〜。
- スペックは気にせずコンパクトで軽いのがいい → 12インチMacBook
- スペックは気にせずコンパクトで軽いのがいい。なおかつ13インチで → MacBook Air
- 重さは気にせずスペックを重視したい → MacBook Pro
という感じなんでしょうか…??
新MacBook AirのCPUは第8世代のCore i5と記載されていますが、MacBookと同じCore m系のCPUらしいので、MacBook ProのCore i5よりも速度がかなり劣ると思われます(そもそもネーミングが紛らわしい…)
MacBook 3姉妹とSurface Laptop2を比較しました
機種名 | MacBook | MacBook Air | MacBook Pro | Surface Laptop 2 |
---|---|---|---|---|
画面サイズ | 12インチ | 13.3インチ | 13.3インチ | 13.5インチ |
最安価格 | 142,800円 | 134,800円 | 142,800円 | 136,944円 |
最小構成時CPU | 第7世代 Core m3 デュアルコア 1.2GHz | 第8世代 Core i5 デュアルコア 1.6GHz | 第7世代 Core i5 デュアルコア 2.3Ghz | 第8世代 Corei5 4コア 1.6GHz |
最大構成時CPU | 第7世代 Core i5 デュアルコア 1.3GHz | 第8世代 Core i5 デュアルコア 1.6GHz | 第8世代 Core i7 デュアルコア 2.7Ghz | 第8世代 Core i7 4コア 1.9Ghz |
最小メモリ | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB |
最大メモリ | 最大16GB | 最大16GB | 最大16GB | 最大16GB |
最小ストレージ | 256GB | 128GB | 128GB | 128GB |
最大ストレージ | 512GB | 256GB | 1.5TB | 1TB |
バッテリー | 最大12時間 | 最大13時間 | 最大10時間 | 最大14.5時間 |
画面解像度 | 2,304 x 1,440ピクセル | 2,560 x 1,600ピクセル | 2,560 x 1,600ピクセル | 2,256 x 1,504ピクセル |
サイズ | 幅28cm × 奥行き19.65cm | 幅30.41cm × 奥行き21.24cm | 幅30.41cm × 奥行き21.24cm | 幅30.81cm × 奥行き22.33cm |
厚み | 1.31cm | 1.56cm | 1.49cm | 1.448cm |
重さ | 920g | 1.25kg | 1.37kg | 1.252kg |
Apple製品は世界中にファンが多いこともあり、他社ではあたりまえのスペックにアップデートしただけでも何かとセンセーショナルに捉えられがち(さらにAppleの誇大宣伝もあり)なんですが、今回の新MacBook Airは「ぶっちゃけどうなん」でしょうか?
冷静に見ると結論としては「Surface Laptop2」が今一番の買いなんじゃないかなと思います。
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理由を順番に見ていきましょう。
新MacBook AirとSurface Laptop2の重さは同じ
Appleは毎回「俺たち最強」系キャッチコピーが上手いですが、今回ばかりは「軽さの衝撃」はAppleだけのものではないようです。
というか、Windows機だともっと軽い機種なんていくらでもありますしね。
あくまでアルミ仕上げのエレガントな外観なのに、この驚きの軽さ!ということだと思いますが、そういう意味ならSurface Laptopが最も衝撃を受ける軽さということになります。
実はSurface Laptop2の方が薄い
ぱっと見だとMacBook Airの方が薄く見えるんですが、最厚部の薄さではSurface Laptopの方が薄いんです。
MacBook Air – 0.41~1.56 cm
Surface Laptop – 約1cm〜1.448 cm
最薄部はMacBook Airが薄いので、体感的な薄さはMacBook Airに軍配が上がりますが、実際にはSurface Laptopの方が0.8mmほど薄いことになります。
たった0.8mmですけどねww
これはほぼ同じとみてよいでしょう。
大きさはSurface Laptop2の方が(ほんの)少しだけ大きい
大きさはSurfaceシリーズのディスプレイのアスペクト比が3:2なので、Surface Laptop 2の方が少し縦に長いです(幅はほぼ同じ)
MacBook Air – 幅30.41cm × 奥行き21.24cm
Surface Laptop – 幅30.81cm × 奥行き22.33cm
新MacBook Airのアスペクト比は16:10なので、少し横長の画面サイズですね。
どちらがいいというのは好みの問題にはなるのですが、Surfaceシリーズの3:2というアスペクト比は少し縦に広くなるので、ノートパソコンとして使うと非常に使い勝手が良いです。
動画などを見るときには横長サイズは収まりがいいのですが、WEBや書類の閲覧を考えると縦に長い方が使い勝手が良いように思います。
ちなみに3:2のアスペクト比は、A4などの用紙や35mmフィルムカメラのプリントサイズの比率と同じだそうです。
新MacBook Airの方が「ちょっとだけ」解像度高いけど、Surface Laptop2は「タッチ対応」
画面解像度に関しても、ほぼ同じです。
新MacBook Air – 2,560 x 1,600ピクセル
Surface Laptop 2 – 2,256 x 1,504ピクセル
解像度的には比較するほどの差でもないですが、機能的な部分で見るとSurface Laptop2は「タッチ対応」なので大きく異なりますね。
またSurface Laptop2は、評判の良い「Surfaceペン」も使えるので、さらに用途が広がります(ただし画面が水平にはならないので、お絵描きはしにくいです…)
実はSurface Laptop2の方がバッテリーが持つ
バッテリーライフもAppleの「俺たち最強」広告にダマされがちですが、実はSurface Laptop2の方が長いです。
新MacBook Air – 13時間
Surface Laptop 2 – 14.5時間
このあたりは実際に比べてみないとわからないのですが、公称値で1.5時間も長いとさすがに違いそうですね。
ただし、スリープ時のバッテリーの減りに関しては、SurfaceよりもApple製品の方が優秀という意見もあります。
このあたりは実際のレビューなどを細かく比べてみないとわからないですね。
どちらも1日くらいなら充電なしでしっかり使えそうです。
ストレージ容量は新MacBook Airが最も多い
保存領域となるストレージはMacBook Airの選択肢が多いですね。128GB〜1.5TBまでの容量から選べます。
正直SSDのストレージ容量は価格にダイレクトに反映するので、1.5TBとなるととんでもない価格(+135,000円)になってしまいますが、世の中には必要な人もいると思うので、選択できるにこしたことはないですね…
ちなみにSurface Laptop2は128GB〜1TBが選べます。
個人的には256GBもあれば十分かな〜と思います。
最大メモリは同じ
メモリは最大16GBということで、どれも同じですね。
メモリはあればあるほど良いと思いますが、モバイル用途なら8GBあれば十分だと思います。
CPUのスペックはSurface Laptop2が最強
CPUのスペックは無印MacBook Pro(Touch Barなし)との比較ならSurface Laptop 2が4コアでハイパフォーマンスです(MacBook Proは2コア)
新MacBook Air – 13時間
Surface Laptop 2 – 14.5時間
外部インターフェースや拡張性はMacBook Air
Appleは実際の使い勝手などは無視する勢いでww、新しいモデルには新しいインターフェースをガンガン採用するのですが、Surfaceシリーズは外部インターフェースに関して保守的な傾向があります(Surface Book 2を除く)
フルサイズUSBは実用面で便利なのはわかるんですけど、速度と拡張性の向上した最新のUSB3.1(Gen2)ではなく、USB3.1(Gen1)を使用していたりと、ちょっぴり残念な仕様です。
USB Cとは言わず、せめてUSB3.1(Gen2)に対応してくれていれば、高速通信や外部GPUなどの拡張面でも恩恵を受けられるので、「なんだかな〜」という感じ。
レガシーなインターフェースが欲しい人は「ThinkPad」などの選択肢があるのがWindowsのいいところなので、ここはAppleっぽくザックリ切り捨てて欲しかったですね(というかむしろThinkPadの方がUSB Cは積極的に採用してるし…)
外部GPUなんて使うの?拡張性重視ならSurface Bookがあるよ?と言われそうですが、そこはキモチの問題で…ww
このあたりはAppleの方がオタク心をわかってる気がしますね。
価格はほぼ同じ
価格については中身のスペックなどもあるので、単純に比較はできないのですが、メモリ、ストレージを揃えた上での価格はほぼ同じですね。
新MacBook Air(メモリ8GB SSD128GB) – 最小構成 134,800円
Surface Laptop 2(メモリ8GB SSD128GB) – 最小構成 136,944円
ただしCPUなどのマシンパワーがSurface Laptop 2の方が高い(中身で比較するならMacBook Proレベル)ので、総合的に考えると新MacBook Airの方が割高といえます。
またSurface Laptop 2には「UWP版Office」が付属するので、2万円ほどするOfficeを別途購入する必要はありません。
UWP版とはOffice自体はずっと無料で使えますが、メジャーアップデートができないというバージョンです。
Surface Laptop 2には「Office 2016」が付属しますが、2026年までサポートされるので、メジャーアップデートしたいと思わなければずっと使えます。
【まとめ】スペック、薄さ、軽さ、すべてのいいとこ取りなら『Surface Laptop2』がオススメ
MacBookが洗練されていて魅力的なマシンだということは間違いないですが、Surface LaptopもMacBookと肩を並べられる魅力があります。
Surface LaptopのUSBが3.0だったりUSB Cがないという点は、拡張性の部分で少し残念なところではありますが、外付けGPUといったよほど特殊な使い方をしない限りは必要となることはないでしょう(USB Cの充電機能は魅力ですが…)
それ以上にSurface Laptopの内部スペックの高さや3:2比率の画面、タッチディスプレイなど、独自の魅力も多々あるので、僕個人としてはSurface Laptopが魅力的に感じます。
なによりどちらのデザインも美しいので、好みで選んでみるのもいいかもしれません。
一昔前は、Macのデザインに魅力を感じてわざわざWindowsから乗りかえる人もいましたが、Surfaceのラインナップがここまで充実してきて、それと同時にWindows10も洗練されてきているので、いまは見た目重視でMacに乗りかえる必要はなくなってきたのかなと思います。
そのくらいSurfaceシリーズは良いマシンだと思いますね。
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