Galaxy note 8を買えないので『Banboo tip』を買ったよ

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目次

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    Galaxy S8+を1年近くメインで使ってますが、カメラも性能もまったく不満がなく、毎日快適に使っております。

    なにより有機ELのめっちゃ綺麗な画面とサイズ感がいいですね。画面が広いので、ある程度の作業まではノートパソコンいらず。
    これがあれば何でもできる気がします。


    そんなGalaxyですが、つい先日、後継機の『Galaxy S9』が発表されたのはご存じでしょうか?

    これ今のところまじで最強だと思います。

    見た目は地味ですが、カメラ性能もiPhone Xを軽々と凌駕してるみたいですし、S8で唯一の残念ポイントだった「ステレオスピーカー」も搭載してます。

    S8+シリーズで初めてGalaxyシリーズに触れて、1年近く使ってみた印象としてはなんだかんだAndroid No.1なメーカーだけあって技術や作り込みがすごいなと思います。

    背面のデザインが毎回好みではないですが、デザイン的にはiPhone Xも含めて他に良いものがあるわけでもないので、「毎日ハードに酷使するスマホ」としては現時点で『最強』の名を与えられるのに相応しいんじゃないかなと。

    ソニーのXperiaもブランドやデザインとしては大好きですが、ベーシックな性能や使い勝手などの総合力ではGalaxyに及ばない感じがしますね(あくまでスマホに関して)。

    ここに追いついてきそうなメーカーはファーウェイくらいでしょうか?

    ファーウェイは新機種を出す度にグイグイ進化してる感じがするので、そのうちすごいスマホを出しそうな予感はしますね。

    『チャイナメーカー』というネガティブイメージを払拭するのは大変だと思いますが、この勢いならそのうちそんなイメージも覆すことができるのではないかと思います。

    ということで本題になります。

    Galaxy S8が発売されたときにあまりの先進性とカッコよさに衝撃を受けて、迷わず乗りかえてしまったんですが、当然ながらその後で出た『Note 8』にも心奪われてしまいました。だってペンがあるんですもの

    さらに乗りかえるか迷ったんですが、Galaxy S8を約13万円(実質5万円くらい)というドコモのボッタクリ価格で予約購入してしまったがため、乗り換えで月々サポートがなくなってしまうのはとっても痛い。。

    そしていま使っているGalaxy S8+にはまったくもって不満がない。(逆にNote8はちょっとデカイので持ちにくそう…)

    ということでNote 8は断念し、Note 9(Note X?)に期待することにしました。

    でもでも、一度触ってしまうとNote 8のノート感は魅力すぎてやばいです。Note 8を触ってからというもの『僕のS8にもペンがあったら…』 なんて妄想を抱くようになってしまい…。なぜ同じGalaxyなのにSシリーズでもSペンを使えるようにしてくれないのかがホント謎。

    そんな折、なんと僕らのワコムwから『Banboo tip』なる新型のタッチデバイスペンが発売されました。

    今までのタッチデバイス用ペン(スタイラス)といえば、ペン先が太かったり書き味が微妙だったり、Bluetooth接続が不安定だったりして、正直「んー」という使い勝手だったのですが、これはそこそこよい感じです。さすがワコム。

    というわけで『Banboo tip』を実際に購入して使ってみた感想です。

    Bamboo系のスタイラスはPC用に買った『Bamboo Smart』に続き2度目です。

    MateBook用に「Bamboo Smart」を買ったけど使えなかった。。 – Kininaru



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    その前にざっくり特長
    • ペン先1.9mmで細い!
    • ペン先が変えられる(交換できる)
    • Micro USBで充電できる(2時間で約20時間)
    • ペアリング不要
    • iOSとAndroid両対応(切り替えスイッチあり)
    注意点もあります
    • 筆圧に対応していない
    • パームリジェクション(誤認識防止)に非対応

    といったこともあり、Galaxy NoteやApple Pencilのような使い勝手を期待するとちょっと残念に思うかも…というところです。

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    スイッチひとつですぐに使える

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    この『Banboo tip』は電池で動いているのですが、どこに電源が必要なのかというと、ペン先に電流を流してタッチとして反応させているようです。

    そのため使用する際に毎回電源をONにする必要がありますが、手に持って丁度よいペンの中程に電源スイッチがあるので押しやすいです。
    しかもしばらく使わないと自動で電源が切れる機能もあるので、うっかり電源を入れたままでも大丈夫。

    ↓マイクロUSBで充電できます

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    ↓程よい長さのケーブル付き

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    スイッチはもう一つあるのですが、いまいちよく分かりません。AndroidとiOSの切り替えスイッチみたいですが、どっちがどう違うのかは使った感じではわかりませんでした。

    ↓いまいちよくわからないスイッチ

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    高級感のある見た目

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    お値段が高いだけあって高級感はあります。本体もアルミ製なのでしっかりとしていますしね。

    色がブルー系の一色しか選べないんですが、光沢があり洗練された感じの落ち着いた青さなので、男女問わずオシャレな雰囲気で使えると思います。



    書き味はそこそこだけど、メモ書きとして使うには遅延がちょっと気になる

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    Galaxy S8 と iPhone 7でいくつかメモアプリを試してみました。Galaxyには普通のフィルムを貼っていて、iPhoneにはガラスフィルムを貼っていることもあり、純粋な書き味かどうかはわかりませんが、どちらも少し遅延がある感じです。

    アプリによって遅延の具合が違うのでアプリとの相性かもしれません。(試したのは純正のGalaxy Notesアプリ、OneNote、メディバンペイントなど)

    Galaxyに関していえば純正のGalaxy Notesアプリ(ややこしい)では、とくに遅延を感じずに書くことができました。おそらくGalaxyシリーズでしか使えないアプリだと思いますが…

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    Galaxyは若干の遅延を感じながらも全体としては結構いい感じで書けるのですが、店頭で試したNote 8の書き味と比べると当たり前の話ですがかなり劣ります

    素早く書くとどうしても認識が遅れたり、文字の切れ目を上手に認識できずに切れ切れになってしまうので、「サッと取り出してメモ代わりに使う」なんていう用途には少し心許ない感じです。

    とはいえじっくり書く分にはスムーズに書けるので、たとえば「PDFの文章に赤入れして再送信」なんていう用途には便利に使えると思います。

    ガラスフィルムとの相性は悪い

    ガラスフィルムを貼ったiPhoneに関しては、ほぼ使えません。微妙でした。これは分厚いガラスフィルムを貼っているせいですね。

    Galaxyで使うために買ったので、ガラスフィルムを外すまでには至りませんでしたが、ガラスフィルムがなければ普通に使用できる感じはします。(画面の場所によっては反応が良い部分もあった)

    でもiPhoneは手書きメモ系の無料アプリが少ないですね。Bamboo PaperもiPhone用はないですし、OneNoteも手描き機能はiPadのみの機能でした。

    iPadであればこれまた『iPad Pro+Apple Pencil』という手描き最強コンビがあるので、最高の手描き環境を求めるならそちらを使った方が良いですね。

    iPhoneで使用する際も、ガシガシ使う用途には向かないのかなと思います。

    素人お絵かきにはまあまあ?な使い心地

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    こちらは筆圧感知がないのがネックですが、素人レベルのお絵かきなら十分なのではないかと思います。

    お絵かきにはペン先が細いというのがメリットですね。ペン先が細いことにより普通のペンのような感覚で使えます。

    ですが「筆圧検知」や「パームリジェクション」には対応していないので、本格的な作画にはちょっと向かないと思います。

    ※パームリジェクションとは、ペンで書いている間は手によるタッチの反応を除外して誤動作をなくす機能です。



    本格的な用途なら迷わず『Galaxy Note』を買うのが間違いなし。簡易的な用途で使うスタイラスとしてならベストかも

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    過去にもいくつか非純正スタイラスを使ったことはありますが、その中での使い勝手や性能、実際のペンとの違和感のなさは間違いなく『Banboo tip』がベストです。

    ただし、あくまで『非純正スタイラス』の中での話なので、『ホンモノ』であるGalaxy Noteと比較するとかなり残念な感じにはなります。

    サクサク使えるノート型デバイスは、スマホでは「Galaxy Note」が唯一無二なので、本格的な用途でスタイラスを利用したい人は迷わず「Galaxy Note」にしておきましょう。

    いくらワコムの製品といえども、『Banboo tip』はGalaxy Noteの代わりにはならないです。

    海外版のSIMフリーモデルが64GBモデルiconであれば結構値下がってきている(8万円台)ので、ちょっと気になっています。。

    とはいえ使ってみた感じ『Banboo tip』は過去に販売されたスタイラスの中では「もっとも良い出来」なんじゃないかなと思います。

    ペアリングや充電の手間をなるべくかけたくなく、そして反応の良いスタイラスを探している人には良い選択なんではないかと。
    あくまで非純正のスタイラスなので過度の期待は禁物ですが、さすがワコムといった感じで日常的な使い勝手や手軽さの面では、他のスタイラスとは一線を画していると思います。

    見た目も通常のペンに近く、iPhone、Android問わずに使えるのもいいですね。

    自分的に評価するんなら★★★☆☆(星3)といった感じでしょうか

    若干遅延が気になるのですが、素早く書こうとしなければ特に反応には問題なかったです。

    とはいえ、いくらワコム製だからといって『Galaxy Note』や『Apple Pencil』ましてや『Windowsのペンデバイス』的な書き心地をイメージすると残念感が強いと思いますので、そこは諦めてくださいw

    前述したように、PDF添削(赤入れ)などを仕事でよくする人にとってはかなり良いと思います。(僕はよくします)

    あー、ここでペンがあれば作業がはかどるのに…」なんて用途にはピッタリのスタイラスだと思います。見た目もオシャレですしね。

    以上、『Banboo tip』のレビューでした!