第五人格(identity V)楽しんでますか?
かわいいキャラクターと独特の世界観、コンピューターではなく人と対戦することで起こるハラハラするゲーム展開など、他にはない魅力がたっぷりの「第五人格(identity V)」なんですが、スマホゲームとはいえゴリゴリのアクションなんで難しいと感じる人もいると思います。
「なかなかプレイが上達しない…」
「下手すぎて仲間に迷惑かけそう…」
「毎回チャットで怒られる…」
「画面タップで操作するのはつらすぎ…」
僕も画面タップですべてをコントロールする操作になじめず、毎日プレイするほどハマりながらもなかなか勝てない日々が続いていました。
そんなところに手に入れたのが「Gamesir T6」で、これは別ページでレビューしています。
結果的にボタンの少なさに物足りなさを感じ、最終的にフラッグシップモデルの「Gamesir G5」を手に入れるのですが、こちらも以前にレビューを書いています。
あとiPhone限定ですが、画面タップ型の最新モデルとして「GameSir G6」も販売されています!
Gamesir G5が品薄っぽいので、iPhoneユーザーの方は「GameSir G6」が今のところオススメかもしれません!
そしてこの記事では「Gamesir G5」を使用してからだいぶ時間が経ちましたので、僕自身の「Gamesir G5の使い方」をお伝えできればと思います。
GameSir G5のオススメ設定
さっそく「Gamesir G5」のオススメ設定ですが、僕は主にこのように使用しています。
こだわりポイントは重要なボタンである「板倒し」「特殊能力の使用」「スキルチェック」を手が届きやすく軽い力で押せるボタン位置に設定しているところです。
もうこれだけで快適さが段違い。
スクリーンボタンと違って物理ボタンになるので、100%押し間違えるという事はありません。
あと他とは違って「暗号機を触る」ボタンについては、ボタン位置が固定ではないので、Gamesir G5の機能の一つである「クリックレンジモード」を使用して、ワンボタンで指定したエリアに何度もタップを行うような設定にしています。
こういうマニアックな設定ができちゃうところが、他のコントローラーにはない「Gamesir G5」の大きな魅力のひとつですね。
「Gamesir G5」には様々な方法でのボタン割当ができるので、かなり複雑な操作も可能になります。詳しくはこちらの記事でも説明しています。
また僕の設定では「周囲の確認」を右スライド領域に設定しているので、初心者には難しい「チェイスしながらの周囲の確認」をやりやすくしています。
この右スライド領域は設定画面でいうと「青丸」の部分になるのですが、これは大きければ大きいほど始点移動の速度が速くなるので操作がしやすくなります。
ですが、この「青丸」は画面からはみ出して設定する事ができないので、そこが唯一不満ですね。
「青丸」部分が他のボタンと被ってしまうと、右スライド領域をタップした際にそのボタンとして認識されてしまうので、必然的に「青丸」をあまり大きくする事ができません。
一応タップしないように注意すれば無理やり大きくする事もできるのですが、思わぬ誤操作が発生してしまう事もあったので、あまりオススメはしません。
とはいえ、僕が「Gamesir G5」と出会うまでは、この「チェイスしながらの周囲の確認」が全くできなかったので、僕の勝率があがったポイントはココともいえます。
ハンターを使う場合でも基本操作は同じです。ただハンターの場合はキャラによって「道具」のボタン配置が違うので、こだわるのであればハンターのキャラごとに設定をつくったほうがいいですね。
GameSir G5を使うメリット
物理スティックがある
スマホのバーチャルボタンだと、カサつきやヌルつきといった日々の指すべりのコンディションに左右されるのですが、物理スティックだとどんな状況でも安定して操作できます。
誤タップを減らせる
バーチャルボタンだと、焦ってわちゃわちゃしてしまった時に間違えて変なボタンを押してしまうことがありますが、物理ボタンであればそういった操作ミスが極力減らせます。
複雑な操作もワンタップでできる可能性
これはあくまで工夫次第ではありますが、ボタン操作を登録して呼び出すという作業がボタンひとつに登録できるため、複雑な操作をワンボタン(たとえば旋回)で実行することができます。
画面に集中できる
画面と操作部分とを分離できるので、画面のみに集中できます。
GameSir G5を使うデメリット
Androidでしか使えない(iOSでも使えるみたいです)
ここで紹介している「GameSIr G5」はAndroidでしか使えません。←こちら使えるみたいでした。。
iOSはAndroidとアプリが違うんですが(Happy Chickというアプリを使います)公式のチュートリアルによると使えるみたいです(僕も後日試します)
iOS用のコントローラーとして他に有名なのが、Appleストアでも販売されている「SteelSeries」というコントローラーがあるのですが、こちらは現時点では第五人格には対応していないようです。(Appストアで『Nimbus Companion App』というアプリをインストールすると現在の対応アプリを確認できるみたいです)
自分的には第五人格で使えないと意味ないんですけどね…
基本的にApple公認(MFI認証)のコントローラーというのはアプリ側がコントローラーに対応しないといけないようなのですが、GameSirのコントローラーの場合はGameSirのアプリを間に挟む事で強制的にコントローラー操作を実現する事ができます(マッピング機能)
なので、アプリ側が対応している、いない関係なく、基本的にはどんなゲームでもGameSIr G5に対応させる事が可能です。
アプリが「怪しいアプリ」として認識される
AndroidでGameSIr コントローラーを利用する上で必須の「GameSir World」アプリは、公式ストアからインストールできないアプリのため、Androidからは「有害なアプリ」として認識されてしまいます(iOSも同様のようです)
おそらくアプリの上にアプリを重ねてリマッピングする機能がNGで、公式のストアからはダウンロードできないのだと思います。
一応公式は「100%安全」をうたっているので安全なのだとは思うのですが、最近はGoogle Playプロテクトという機能があり、OSからしょっちゅうアラートが出るので、ちょっと不安に感じてしまう人も多いのではないのかな〜とは思います(アラートはGoogle Playの設定から消すことは可能です)
アプリのせいでAndroidの挙動がおかしくなる?
そしてこの「GameSir World」ですが、バックグラウンドでも動いてしまうので、毎回適切に終了しなければかなり電池を喰ってしまいます。
また先ほどもお伝えした「有害なアプリ」としてアラートが出てしまうことにより、「スマホがおかしくなった…」「急に電池が持たなくなった…」と感じてしまう人も少なくないと思います。
実際、僕もメインスマホにインストールしていたのですが、いままで2日持っていたバッテリーが、1日も持たなくなってしまったので、ゲームのためにその他を犠牲にするのはなんだかな…と思い、ゲーム専用のAndroidスマホを中古で購入しました。
購入したのは一昔前のフラッグシップであるHuawei Mate 9です。
最近なにかと話題の多いファーウェイですが、スマホ自体は大変コスパが高いので、中古市場の価格が落ちてきているファーウェイはサブスマホとしては狙い目かもしれません。
このMate9も約2年前の機種とはいえ、5.9インチの大画面かつ今でもそこそこハイスペックなので、第五人格も遅延なく快適に遊べています。
コントローラーを使っても「めちゃ下手」→「下手」くらいにしかならない
第五人格は、操作テクニックはもちろんですが、「基本的な立ち回り」というのを理解する必要があります。
アクションゲームとはいえ、しょせんはスマホゲーなので判定なんかはガバガバで「えっ、これ殴られんの?」なんていう理不尽な判定がままあります。
第五人格は一応アクションゲームということにはなりますが、PS4といったハイスペックゲーム機でできるような「相手の攻撃を読んで、ミリ単位入力で紙一重でかわす」というようなゲームではないです。
どちらかというと「立ち回り理解ゲー」といった感じで、それぞれの「キャラの性能」や「NG操作」「マップの構造」を理解して、セオリー通りに立ち回るということが、サバイバーにとってもハンターにとっても最も重要となる操作です。
どちらかというと瞬間瞬間に判断が求められる「戦略ゲーム」といった方が良いかもしれません。
いくらアクションゲームに自信があるからといって、やみくもにハンターに突っ込んでも100%負けます。
なのでできることといえば、相手のミスを「読み」または「誘発」して、その状況をみて「判断」するといったことしかなく、そこが第五人格の一番の面白みとも言えます。
ですのでコントローラーによって、つっかからずに操作ができるようになっても「立ち回り」がわかってなければ、上手い人の足下にも及ばないんです。
たまに誤動作がある
「Gamesir G5」を使っていると、ごくまれに過入力?という感じの現象があり、しばらく真っすぐ進んでいて曲がろうとするときに方向が変わらずにそのまま真っすぐ進んでしまうという事があります(数十回に1回くらいでしょうか…)
これがラグが原因なのか「Gamesir G5」が原因なのかはわからないのですが、シビアな操作が要求されるシーンでこうなると困ってしまいます。
幸いチェイス中に起こった事はない(たぶん)のですが、暗号機めがけて真っすぐ走っているケースで、暗号機に到着したあたりで起こる事が多いです。
これの自分なりの対処法としては、ジョイスティックやコントローラーのボタンをガチャガチャすると直ることが多いです(ただし板倒しや特殊能力のボタンだけは絶対に押さないように注意しましょう)
時間としてはほんの1〜2秒程度なのですが、ランク戦とかやっているとやっぱりそれだけロスになるので、そこは注意が必要です(ラグが原因だったらGamesir G5は全然悪くないんですが…)
滑る
これはPS4などのコントローラーなどでも同じなんですが、グリップの材質がプラスチックなので滑ります。
僕も含めて手汗体質の人は注意が必要ですね。。
僕はこれを使ってからだいぶ快適になりました。テニスラケット用のグリップテープで見た目的には微妙ですが、これを使ってからは滑らずに快適に使えています。
慣れるとスマホでできなくなる可能性
第五人格には世界ランクを競う大会があるほどで、今後はeスポーツとしても人気が出てくるのではないかなと思っています。
世界大会では出場者の方が実際にプレイしている様子なども動画として見れるのですが、みなさんちゃんとスマホのみでプレイしています。
さすがにコントローラーを使用している人はいません!w
あたりまえですけどね。
なのでコントローラー操作に慣れてしまうと、こういった大会などに出られない??といった事にもなるかもしれません。
あと、第五人格の場合はコントローラーを使ったからといって特別有利になるわけでもないので大丈夫だとは思いますが、最悪「使用禁止」なんて措置をとられる可能性もあります(あくまで可能性ですが…)
そういったことから、コントローラーである程度立ち回りを覚えた段階で、より上を目指すならスマホ画面のみに移行することをオススメします。
勝てないならコントローラーを使うのもアリだよね!
第五人格はアクションゲームなので、120%楽しむにはやっぱり上手くなければ始まりません。
個人的にはかわいい衣装や魅力的なキャラクターなど、他のゲームにはない唯一無二の魅力がたっぷりなので、「下手でも楽しめるモード」をぜひぜひ検討していただきたいんですが、いまのところそういった動きはなさそうです。
そんな現状だからこそ、魅力あふれる第五人格をゲーム下手っぴな僕たちでも楽しむには「コントローラー」を使って「ド下手」から「下手」「普通」くらいにアップデートするのは全然アリなんじゃないかなとは思います。
ただし今のところコントローラーの使用には互換性やマッピングの相性などでサクッと使える状態にはないので、できればAndroid、iOSどっちでも良いので「公式コントローラー」を発売して欲しいですね。
なんでもGoogleが「STADIA」というコントローラーの使用を前提としたクラウドゲームを開発しているらしいので、これにはめちゃ期待です。